■かいせつ 1 オオウバユリとは

緑ヶ丘公園のうすぐらい林で見られるユリのなかま。7月にラッパ状の大きな花を複数つけます。花がつくまでには長い年月がかかり、数年とも10年以上とも言われています。花は1週間ほどで終わり、花を咲かせた個体はその年で一生を終えます。


■かいせつ 2 たくさんの種子

花が終わると実ができ、10月頃に熟して茶色くなります。乾燥すると割れはじめ、中から数百もの平たい種子が顔を出し、カエデ(もみじ)の種子と同じように風にのって遠くへ飛んでいきます。割れた果実を手でゆするとものすごい勢いで種子が飛んでいくのでとても楽しいです。

熟した果実を割ったようす。