十勝らしく、おおらかに広がる緑の公園

自然観察にぴったりな池や森。子どもたちの声で賑わう児童遊園。お散歩やランニングにピッタリな遊歩道。そして、美術館、動物園、博物館、児童会館などの個性豊かな文化施設。平日も週末も多くの人でにぎわう公園です。50.5haの広大な面積と、1929(昭和4) 年 開設という長い歴史をもちます。

コラム 公園の名前と ”みどり”さん

「緑ヶ丘」は全国で見られるメジャーな地名です※1。その由来はさまざまあるようですが、帯広市の緑ヶ丘公園は「小泉碧(みどり)」さんのお名前にちなんでいます※2。小泉さんは国鉄帯広駅前にあった旅館「北海館」の主人で、緑ヶ丘公園の設立に尽力された帯広町(当時)の町会議員の1人でもありました。小泉さんは自然の”緑”を尊ぶ方だったそうで、その熱意とご本人のお名前、公園設立に関わった功績を長くとどめるために、公園の名前に採用されました。公園管理者の私たちも先人たちに習い、緑と、緑を尊ぶ人々が活き活きとする公園づくりをしたいと思います。

参考文献 (調べごとにご活用ください)
※1 https://ja.wikipedia.org/wiki/緑丘
※2 昭和63年2月13日 北海道新聞 朝刊 ウィークリーとかち おびひろ史 裏話